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バドミントン中の事故で賠償!?【万が一に備えスポーツ保険に入ろう】

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2018年10月、ペアでバドミントンを楽しんでいた最中に、片方が振ったラケットがもう一人の目に当たってしまい1300万円もの支払いを命じられる判決結果が出ました。

 

この裁判の舞台はプロプレイヤーの世界ではなく、趣味としてバドミントン教室へ通っていた女性同士の間で起きたものです。

 

決して他人事ではない、日常でもありがちなプレー中の事故。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、スポーツ保険へ入っておくことが重要になります。

 

ここでは、事故の概要やおすすめスポーツ保険の紹介、加入方法など、プレイヤーを守るために必要な知識をご紹介していきましょう。

 

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裁判となったバドミントン事故の概要とは

非常にショッキングな内容となってしまった、今回のバドミントン裁判。

その事故は、バドミントンを楽しむ人間であれは、誰でも経験があるような状況で発生しました。

 

被害者、加害者の女性二人はその日、前衛後衛に分かれ、ペアでバドミントンの練習をしていました。

 

そんな二人の元へ、相手コートからシャトルが飛んできます。そこで、後衛の女性がバックハンドで打ち返したのですがその時、被害者となった女性の目にラケットが当たってしまったのです。

 

ありがちな事故ですが、このことがきっかけで光の調節がうまくできなくなるなど目への影響が出てしまい、慰謝料や休業補償などを求めて裁判となります。

 

その結果、後方にいる人間がきちんと注意する必要があったと言うことで、1300万円の支払い判決となりました。

 

スポーツなら相手をケガさせても罪に問われない、というのはおかしいですが、普段のプレーでこんな多額な金額を請求されてしまっては、安心してバドミントンを楽しむことができません。

 

こんな状況も、私たちを守ってくれる保険の存在があれば、強い味方となってくれるでしょう。

 

スポーツ保険ではどんな補償が受けられるの?

それでは、もっとも加入者が多い「公益財団法人スポーツ安全協会」の保険内容を見てみてみましょう。この保険は4人以上の団体であれば誰でも加入できるため、バドミントンのサークル単位で申し込みを済ませておくと安心です。

スポーツ保険へ加入することで、スポーツ中や往復中に生じてしまった怪我や手術、通院後遺障害、死亡などの際に補償が受けられます。年々深刻になる熱中症なども対象になるため、屋内や屋外でバドミントンを楽しむことが多い方は特に入っておきたいですね。

 

その他にも、今回の裁判のように他の選手にけがをさせてしまった場合の賠償責任補償や、スポーツ中の突然死で必要になった葬祭費用の補償などもありますよ。

スポーツ保険加入の手続きや掛け金が知りたい!

「スポーツ安全協会」のスポーツ保険へ加入する場合、銀行もしくはインターネットで手続きを行います。団体員名簿が必要となりますので、事前に用意しておきましょう。

 

銀行の場合は窓口で、インターネット申し込みの場合はコンビニなどで掛金の支払いを行います。必要な書類の提出と入金が済んだ時点で補償がスタートします。

 

「スポーツ安全協会」は、文部省なども携わり非営利で事業が行われているため、掛け金が非常に安い点も特徴です。

64歳以下の場合は一人当たり年額1,850円、65歳以上の場合は一人当たり年額1,200円で申し込めるため、月々あたりの負担は150円程度。ジュース1本程度の価格で万が一の事故を補償してもらえるため、積極的に加入しておきたい保険です。

 

個人で加入できるスポーツ保険もある

バドミントンサークルの多くが4名以上で活動していると思いますが、中には「4人以下の人数しかいない」「他のメンバーがスポーツ保険加入に賛同してくれない」というケースもあるでしょう。

 

このような場合は、個人で加入できるおすすめのスポーツ保険をチェックしてみましょう。

<au損保スポーツ保険>

「au損保」の「ケガの保険 日常の事故」は月々380円から加入できる個人向けスポーツ保険です。トラブルに巻き込まれてしまった場合も、示談代行サービスがあるため、安心して話を勧めることができます。個人賠償責任が問われた場合には1億円まで保証が受けられます。

<MIZUNOミズノスポーツ保険>

「ミズノスポーツ保険」には、月々770円から幅広いプランが用意されています。スポーツブランドであるミズノだから、信頼度は抜群です。こちらも損害賠償額は1億円まで補償されるため、バドミントン中の事故で相手が重大なケガをしてしまった場合もカバーできます。

<楽天 超簡単保険 スポーツプラン>

楽天の「スポーツプラン」は月々340円から加入できる手ごろな保険です。クレジットカードがあれば、誰でも申し込みが可能できますよ。月340円の節約コースで個人は賠償責任保険がついていないため注意が必要です。加入する場合は1億円の補償がついた月々630円の標準コースを選ぶようにしましょう

<LINE保険 スポーツ>

LINEの「スポーツ保険」は月々500円から加入できる手ごろな保険です。誰でも申し込みが可能できますよ。

 

 

さいごに

どんなに気を付けていても、プレー中の事故は必ず起きます。

これまでにヒヤリとした場面や、実際に事故を経験した方も少なくないでしょう。

 

そんなトラブル時に不安なく対処するためにも、スポーツ保険は欠かせません。

まだ加入していないサークルや個人の方は、今すぐ備え、楽しくバドミントンと付き合っていきたいですね。

時期になると保険の加入を呼びかけ募っているので、メンバーの皆様は入っていると思いますが、まだ入っていない方は必ずスポーツ保険に入っておきましょう。

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